送付いただけますでしょうか。 「送ってください」の敬語・使い方・例文|関連するビジネス用語

「送付させていただきました」は間違い?

送付いただけますでしょうか

「催促メール」書き方のポイント まずはじめに「催促メール」の書き方のポイントを紹介します。 「件名」は「確認」や「お伺い」の表現にする 催促メールの件名は「〇〇のご確認」「〇〇のお伺い」などとし、確認したいということを示す件名にします。 あからさまに催促しているような件名は避けます。 本文は「催促」を感じさせない言葉で たとえ自分に非があったとしても、一方的に催促されるメールは不愉快な気持ちになるものです。 相手を責めるような催促の表現ではなく、どうなっていますか?という確認の表現や、確認をお願いします、というお願いの表現にします。 本日までとお願いしておりました〇〇の件、どのようなご状況でしょうか?• 〇〇の件につきまして、ご確認をお願いしたく、メールを差し上げます。 〇〇の件ですが、その後の進み具合はいかがでしょうか?• 先日お送りしたメールはご確認いただけましたでしょうか?• 本日までにご回答をお願いした件、いかがなりましたでしょうか?• 現時点でお返事が確認できないのですが、状況をお知らせいただけますでしょうか。 やんわりと伝える「クッション言葉」を加える 直接的な表現を和らげるため、クッション言葉を添えます。 お忙しいご事情があるかとは存じますが、• 何かの手違いかと拝察いたしますが、• 行き違いでご返答いただいているかもしれないのですが、• 催促しているようで恐縮ではございますが、• お忙しいところ恐れ入りますが 締切の「日付」とその「理由」を明記する このような理由のため、いつまでに返事が欲しい、という理由と締切の日付を簡潔に明記するようにします。 この時の理由は、個人的な事情に焦点をあてずに、第三者や行事の都合など、やむにやまれぬ事情であることを伝えます。 会議が明日に迫っておりますため、本日中のご連絡をお待ちしております。 弊社の生産ラインの都合上、〇月〇日までに納入をいただく必要がございます。 「行き違い」を考慮する 返事を郵送や社内便で受け取る予定だったり、振込の催促などの場合は行き違いが発生する可能性があります。 状況により、行き違いを考慮した文言を状況により添えるとよいでしょう。 なお、本メールと行き違いになり、すでにご対応を頂いておりましたら何卒ご容赦くださいませ。 これとは別に、実は返信メールがきていたのに気が付かなかったなど、メールの確認不足で行き違いが発生することは問題です。 そのようなミスがないよう、催促メールを送る時は事前の確認を怠らないようにしましょう。 「お願い」の結びの言葉で締めくくる 最後は、「お願い」の結びの言葉で締めくくるとよいでしょう。 お忙しいところお手数ですが、以上ご確認いただけますようお願いいたします。 内容や相手との関係性によっては、催促してすみません、という気持ちをあえて書くこともできます。 催促のようなメールを何卒ご容赦いただき、ご確認のほどお願いいたします。 せかすようで申し訳ございませんが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。 「催促メール」の例文 次に催促メールの例文を紹介します。 〇月〇日にご依頼いたしました〇〇のお見積もりの件ですが、本日時点でご回答をまだいただいていないようでございます。 〇月〇日に社内会議で検討を行う予定のため、お忙しいところ大変恐縮ですが、〇日までにご送付いただけますよう、お願いいたします。 なお、本メールと行き違いですでにご対応いただいておりましたら、失礼のほどご容赦くださいませ。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 先日は、〇〇のお見積もりにつきましてお時間をいただき、誠にありがとうございました。 その後ご検討の状況はいかがでしょうか。 何かご要望やご不明な点などございましたら、ご遠慮なくお申しつけ下さい。 なお、お見積の有効期限は〇月〇日となっており、期限を過ぎますと同内容でのご提供が難しくなる可能性がございます。 お忙しいところ大変恐縮ですが、ご検討状況をお知らせいただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 (メール署名) 日程調整の催促(上司へ) 件名:〇〇会議日程ご確認のお願い(再送) 〇〇部長 お疲れ様です。 〇日にメールでお伺いしておりました「〇〇会議」日程調整の件ですが、その後いかがなりましたでしょうか? 会議室の予約を間に合わせたいため、お忙しいところ誠に恐縮ですが、本日中にご回答をいただきたく、お願いいたします。 前回のメールでお伺いした内容は下記の通りでございます。 ————————————————————— 〇〇会議の開催日時につきまして、下記の日時でご都合の良い日時はございますでしょうか。 ・〇月〇日(〇)〇時以降 ・〇月〇日(〇)〇時以降 ・〇月〇日(〇)〇時~〇時まで ————————————————————— 上記日時でご都合がつかない場合はお手数ですが候補日時のご連絡をお願いいたします。 お忙しいところ大変恐縮ですが、ご確認をいただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。 (メール署名) 「催促メール」返信の書き方とポイント 催促メールをもらった時の対応の仕方を説明します。 「催促メール」の返信は素早い対応を 自分が「催促メール」をもらったら、素早い対応を心がけましょう。 すぐに回答できない場合でも、いつまでに回答するということをとり急ぎ返信します。 催促メールの返信は、まず謝罪の言葉から始め、現状の報告を簡潔に述べます。 「催促メール」への返信の例文 見積もりの検討状況ついて催促メールが来た時の返信例文です。 いつもお世話になっております。 〇〇のお見積もりへのご連絡が遅れまして大変申し訳ございません。 ご確認のメールまで頂戴してしまいまして、恐縮に存じます。 実は〇〇の件につきまして、〇日の営業会議で検討を行う予定でおります。 結果につきましては、会議が終了次第、〇日までにご連絡させていただく予定です。 ご心配をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。 とりいそぎ、お詫びとご連絡まで申し上げます。 「催促メール」の「返信の返信」も素早い対応を 催促メールを送付して、それに返信が来た場合は、対応してくれたことへの感謝と、確かに返事を受け取ったことを簡潔に伝えるメールを素早く返信しましょう。 「催促メール」への「返信の返信」の例文 催促メールを送ってその返信を受け取った場合の例文です。 いつもお世話になっております。 〇〇の件につきまして、お忙しい中さっそくご連絡をいただきましてありがとうございます。 〇日までにご回答いただけるとのことで承知いたしました。 何卒よろしくお願いいたします。 まとめ ビジネスの「催促メール」の目的は、こちらの要望通りの行動を気持ちよく起こしてもらうことです。 相手が上司や取引先であっても同僚であっても、不愉快な気持ちにさせないようにお願いの姿勢で丁寧に書き、その返信に対してはお礼のメールを迅速に送るように心掛けましょう。

次の

請求書の送付依頼状・メール文例

送付いただけますでしょうか

「送ってください」は失礼な表現? アンケートや見積書、請求書、パンフレット、契約書など、お客様に何かを「送ってください」とお願いすることは、そう珍しいことではないでしょう。 ところが、よくあることだからこそ、知らず知らずのうちに失礼な言い回しをしてしまっているということもあります。 送ってほしい物があったとき、日頃どのようなメールを書いているか、思い出してみてください。 その文面は、本当にビジネスマナーに則ったものでしょうか? ここでは、何かを「送ってください」とメールでお願いする場面での表現についてご説明します。 この機会に、改めて自分のメールを見直してみましょう。 「送ってください」という表現が失礼だとされる理由 ビジネスメールは敬語で書くのが基本です。 その点、「送ってください」というのは、一見丁寧な言葉遣いに見えます。 よろしくお願いします」というようなメールを書いたことがあるという方もいるかもしれません。 ところが、この「送ってください」も、実はビジネスメールとしては良くない書き方なのです。 「してください」というのは、お願いしているようにも聞こえますが、実は「命令」のニュアンスを含んだ言葉です。 例えば、「笑ってください」と「笑っていただけませんか」では、後者のほうが丁寧に感じるのではないでしょうか? 「ペンを取ってください」と取引先の方に言うのは失礼だというのは、多くの方の共通認識でしょう。 「送ってください」も、これと同じニュアンスの言い回しなのです。 どういう表現が失礼ではないのか それでは、「送ってください」を失礼でないように伝えるためには、どうすればいいのでしょうか。 3つのポイントをご紹介します。 1 言い回しを変える 日本語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁重語」「丁寧語」「美化語」の5つの敬語があります。 このうち、謙譲語は自分の行動に対してへりくだった言葉を使うことで、相手を相対的に上げる敬語です。 また、丁重語も自分の行動をへりくだった表現ですが、謙譲語とは違い相対的に上げる相手はいない敬語です。 「送ってください」の場合、「送る」という行動は相手がすることですから、謙譲語、丁重語はあてはまりません。 「送ってください」という表現は丁寧語にあたりますが、「お」をつけて「お送りください」とすることで、より丁寧な姿勢を表現することができます。 ただし、丁寧語はあくまでも丁寧な言い回しであるというだけで、相手へ敬意を払う言い方ではありません。 「送ってください」を「尊敬語」で表現する場合は、「ご送付ください」となります。 口語や友人同士などの間柄ではあまり使われることのない言葉ですが、ビジネスパーソンとして「ご送付ください」という言い回しが自然に出るよう、普段から意識して使うようにしたいものです。 2 尊敬語や謙譲語と組み合わせる 日本語は、複数の言葉を組み合わせることで丁寧さを演出することができる言語です。 「ご送付ください」に、さらに「お願い申し上げます」を組み合わせて、「ご送付くださいますよう、お願い申し上げます」とすると、より丁寧になるでしょう。 3 クッションになる言葉と組み合わせる クッションになる言葉とは、「ご送付ください」の前にプラスすることで表現をやわらげるための言葉のことです。 例えば、「ご多忙中のところ大変恐縮ですが」「お手数をおかけいたしますが」といった言葉がこれにあたります。 このようなクッション言葉(ビジネス枕詞)には、いくつものバリエーションがありますが、どれも「相手を気遣い、申し訳なさを演出する」という共通点があります。 相手の立場・状況を考えて依頼メールを書く それでは、依頼メールの文例を見てみましょう。 ここでは、3つのパターンをご紹介します。 御社のウェブサイトを拝見してご連絡いたしました。 また、価格表がございましたら、参考までに同封いただければ幸いです。 書類の送付をお願いするメールのポイントは、送付先の住所をわかりやすく明記することです。 文面に気を配ることも大切ですが、「どこに送ればいいのか」をはっきり書いておくことで、相手の負担を軽減させるよう心掛けましょう。 お手元に届いていらっしゃるでしょうか。 何らかの手違いで、メールをお届けできていない可能性もあるかと思い、 再度ご連絡を差し上げた次第です。 お忙しいところ大変申し訳ありませんが、ご確認いただければ幸甚です。 念のため、再度送付先住所をお知らせいたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 すでにお願いしている書類や物が届いていない場合は、相手を責める口調にならないよう、十分注意する必要があります。 メールが届いていなかった可能性や、相手の忙しさを配慮する内容を織り込みながら、慎重に連絡しましょう。 ただし、これは最初に送ったメールの返信がなかった場合の書き方です。 「すぐにお送りします」といったメールがもらえていたのに資料が届かないという場合は、「いつ、どのような返答をもらったか」という内容に加えて、「製品が手元に届いていないこと」「発送時のトラブルなどについて危惧していること」「状況を確認してほしいということ」などを文面に盛り込みます。 どちらの場合も、基本的な書き方は、「依頼内容の再確認」「現状の説明」「相手への気遣い」「再度の依頼」という構成になります。 また、メールの返信がなかった場合は、最初に送ったメールを引用して連絡するのもおすすめです。 いつも弊社のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、弊社ではお客様満足度向上のためにアンケートを実施することとなりました。 ご回答いただきました方には、 もれなく弊社サービスで利用できるポイントを500pt進呈いたします。 所要時間は15分ほどとなっておりますので、ご協力いただければ幸甚です。 ご協力いただける方は、下記URLから回答画面に進んでください。 お忙しいところ恐縮ですが、貴重なご意見をお待ちしております。 アンケートの依頼をする際は、アンケートの目的や回答期限、方法などを明記しましょう。 また、アンケートの回答をどのように扱うかについてや、アンケートに答えるメリットなどを併記することで、回答率の上昇が期待できます。 シーンに合わせた表現を使って送付依頼メールを送ろう 一言で「送付依頼」といっても、さまざまな内容が考えられます。 それぞれのシーンに合わせて、受け取った人が不快感を抱かない表現を心掛けましょう。 それと同時に、こちらが求めていることや、相手が受けるメリット・デメリットについて明確に説明し、不安を払拭することも大切です。

次の

間違いも多い「いただけますでしょうか」の意味と敬語表現・使い方と例文

送付いただけますでしょうか

日本語のよくある間違い[1] (下に解答と解説) [質問] どちらが正しい?(この文型に限定して考えてください。 ) 1.ご利用いただきますようお願い申し上げます。 2.ご利用くださいますようお願い申し上げます。 [回答] 1.ご利用いただきますようお願い申し上げます。 よって、「ご利用くださいます」が正しいのです。 「~ようお願いします」という文型に限った場合です。 これは、日本人にもよくある間違いですので、 「~くださいますようお願い申し上げます」と1フレーズで 覚えてしまった方がいいでしょう。 2.ご確認ください。 [解答] 1.ご確認してください。 1は、「して」が間違いです。 例 : 連絡してください。 検討してください。 いすにかけてください。 待ってください。 食べてください。 2.引例1は、本願の特許性を否定する従来技術とはなれない。 擬人的用法はその限りにあらず。 上記例文は、「従来技術とは見なせない」という意味です。 となります。 [解答] ・ 仮に相手方は同意しない場合、当方から訴訟を提起することも考えられます。 2.それでは、明日3時に伺います。 つまり、みんな使っているからOKだろう、ということです。 他には、「お召し上がりになる」「お見えになる」なども許容範囲に 入ると認められているようです。 2.代理 人に委任する場合は 、 委任書を併せて提出されたい。 「合わせる」 : 複数のものをぴったりとそろえる。 一体にする。 付け加える。 は、「合わせて」 を使います。 他の例: 併せて、ご検討ください。 応答と併せて 、 補正書を提出いたします。 2.本請求項は、出願前にすでに刊行物に見られる。 3.本請求項は、出願前にすでに刊行物に見られている。 4.本請求項は、出願前にすでに刊行物に見られていた。 (この点で一般的な受身表現とは異なります。 ) これは決った言い方なので、時制などのバリエーションはありません。 つまり、言及するのが過去であっても現在であっても、 この表現に変わりはありません。 したがって、この意味に限って言えば、正解以外の表現は使われません。 使われている例も見られます。 「過去のある時点で、そのような記載があった」という意味なので、 これも許容範囲だと思いますが、本則からは外れます。 (微妙にニュアンスが異なりますが、説明すると長くなるので割愛します。 ) 他の例 : この技術は、すでに18世紀の書物に見られる。 彼の誤った歴史認識は、その発言にも見られる。 2.当所は、審査官の指示どおりに補正することをお勧めいたします。 勧める : 自分がよいと思うことを相手にもそうするように促すこと。 簡単に言えば、 提案する : 私には、こういうアイデアがあります(が、如何ですか?) 勧める : そうした方がいいですよ! 上の例文の場合、既に審査官が具体的な指示 提案 をしているので、 当所は、そうした方がいいと「勧める」ことができるだけです。 つまり、他人の案や考えを「提案する」というのは変で、 独自の意見や案を具体的に提出する場合に初めて「提案」と言うことができます。 提案する/勧める内容をよく考えて、使い分けてください。 2.この点に、ご留意ください。 私の個人的な印象としては、相手に有無を言わさない、高圧的な語感があります。 もともと、公的機関が一般市民に対して使うことが多かったので、敬意が低いと感じるのかもしれません。 したがって、顧客に対して使うのはなるべく避けたほうがいいでしょう。 これについての質問も受けました。 下に解説を書きましたが、時間のない方は、とにかく、 「~くださいますようお願いいたします」が正しいと覚えてしまってください。 この文については、以前、メルマガの「文章講座」「日本語のよくある間違い」で 取り上げましたが、再度、以下に詳しく説明します。 (ただし、以下に説明するのは、この文型に限ったものですので、 その点に留意してください。 つまり、 「 相手にしてほしいこと +ようお願いします」という構文になる。 この文は、敬語を常体に直すとわかりやすい。 したがって、上に説明した文法に合わない。 したがって、上の文とは、もともと表現の形が違う。 〈補足〉 最近、よく見かける「~いただけますようお願いします」ですが、 これは、上の「ご送付いただきますようお願いいたします」の違和感を 軽減する語感があるので、広まったものだと思います。 「私」が主語ではないので、この文章は文法的に成立しうる。 しかし、今までは、使われていなかったものであることには違いないので、 それを積極的に使う理由もないと思います。 ここは、全く正しい用法の「~くださいますようお願いします」を 使っておけば、間違いありません。 最後に、 最近の敬語の傾向として、「いただく/いただける」が蔓延るようになりました。 本来使うべきでないところにまで、「いただく/いただける」が侵蝕してきました。 例えば、「ご覧いただけます」などは、その典型です。 「見る」という相手の動作が、話者の利益に何ら関係のないことなら、 本来の正しい敬語で「ご覧になれます」と言えばいいところを、 「いただける」を使って敬意度を高めようとしたのでしょうが、 文法的には完全な誤用です。 同様に、 今回取り上げた「くださいます」も敬意度が低いという誤認から、 安直に「いただきます」を使って誤用を招いたのではないかと思います。 誤りの箇所、その理由、修正例を答えてください。 特に「ワクワク」した心理状態の場合には、ぴったりです。 問題文の場合、請求書に誤りがあったというのは、「好ましくないこと」ですし、 その処理に「期待」や「喜び」はありません。 ですから、「早速」は適さないのです。 使い分けがわかりますか。 早速、帰った方がいいですよ。 (書簡の冒頭で)ご指摘の箇所を添付のように修正しましたので、ご送付いたします。 [解答] ご指摘の箇所を添付のように修正しましたので、ご送付いたします。 ご指摘の箇所を修正いたしましたので、添付をご確認ください。 さて、問題文の間違いは、 恐らくは、中国語の「如附件所示」等を直訳したために起こったものだと思われます。 「ように」の場合、例示 引用 と比喩の用法が考えられますが 用法は他にもあります。 、 原則的には、相手がそれについて既に知っていることが前提となります。 問題文の場合、書簡の冒頭で、相手が添付書類の内容も見ていない=知らない であろううちから、 「添付のように修正」とその内容に言及し、そのあとに「ご送付いたします」と書いています。 これでは、読み手は、時間的順序が前後していると違和感を覚えます。 他にも、次のような実例が見られます。 」 とすれば、違和感は弱まります。 (「添付のように修正」と「ご確認ください」との関連が強いから) つまり、後件によっては、この「添付のように」が使えなくもないということです。 それでも、このように書く意味があるとは思えません。 インターネット時代の新しいお手軽表現とも言えます。 また、「添付のとおり」とすれば、慣用的な用法として、 相手がそれを既に見ているかどうかは、問題にならないので、 これも、使えなくもありません。 しかし、やはり、このように言う必要もないと思いますが、どうでしょうか。 」 の直後に、説明の内容を記述する等の用法は、 現在では、普通に行われていて、むしろ慣用的な「以下のとおり」よりも優勢になっているようです。 」の方が余程すっきりしていて、いいと思いますが。 これについては、機会があれば、取上げてみたいと思っています。 引例には、本願請求項1の技術特徴が実に開示されている。 [解答] 引例には、本願請求項1の技術特徴が実に開示されている。 文脈によっては、明らかに、実際に などと言い換えることもできます。 したがって、「実に」の後には、形容詞 的 、副詞 的 な語句がきます。 問題文の場合、「実に」に続く「開示されている」という句は、 事実だけを述べているので、違和感があるのです。 ちなみに、この問題文を、 請求項1には、本願請求項1の技術特徴が実に明確に開示されている。 と書けば、違和感はなくなりますが、少々大げさでしょう。 簡単に言えば、 上記=同一パラグラフ内の既出の語句を指す。 前記=現在のパラグラフより前の部分の語句を指す。 ここで言うパラグラフとは、単なる「段落」を指すのではなく、 一つの主題について書かれ、表題や見出しによって明確に分けられているもの とします。 下に実際の判決文を抄録しましたので、それで見てみましょう。 「平成16年 ワ 第26092号特許権侵害差止請求事件」判決文より --------------------------------------------------------------------------- ア 本件発明1と本件原出願発明との対比 ア 本件発明1と本件原出願発明とは次のとおりの相違点がある。 … - 中略 — イ 被告は,上記相違点1,4について,… - 中略 — イ 本件発明2と本件原出願発明との対比 ア 本件発明2と本件原出願発明とは次のとおりの相違点がある。 … - 中略 - イ 被告は,上記相違点1について,文献乙18により,インク供給 針にメニスカスによりインクを保持することができる直径のインク供 給孔を穿設する構成は周知・慣用技術の付加にすぎないと主張する。 しかし,文献乙18に記載された凹状のメニスカスは,… - 中略 - … 同構成を備えたインク供給針と備えていないインク供給針とで は技術範囲が異なる。 したがって,被告の上記主張は失当である。 また,相違点2ないし4についての被告の主張が失当であることは, 前記ア イ で主張したとおりである。 ウ したがって,本件発明2は本件原出願発明と同一ではない。 -------------------------------------------------------------------------- 赤字と青字で示したとおり、一つの判決文の中に、「上記」と「前記」が混在しています。 よく見ると、例えば「上記主張」が指すものは、同じ「イ」の中にある「主張」です。 これに対し、「前記ア イ で主張した」の「前記」が示すのは、「イ」よりも前だということが わかります。 つまり、上の引用部分では、 「ア 本件発明1と本件原出願発明との対比」と 「イ 本件発明2と本件原出願発明との対比」 が 異なるパラグラフに属するという認識のもと「上記」と「前記」を使い分けていることがわかります。 論文や法律に係る文は、おおよそこのような原則に従って書かれているようです。 ただし、特許クレームなどでは、主に「 当 該」と「前記」が使われます。 また、「下記」と「後記」についても同様の扱いでいいでしょう。 「上述」と「前述」については、上の原則に加え、 「述」とあるように、「説明」や「意見」など、文章で「述べた」ことがらに 言及する場合にふさわしいと考えられます。 これに対し、クライアントの理解に間違いないという趣旨の回答をする場合、 下のA1~A3のうち、回答としてふさわしくないのはどれか? ただし、補正できるか否かを確認した後の回答ではなく、 補正できることが既にわかっているときの回答とする。 [選択肢] A1:確かに補正できます。 また、その場合も敬語の「ご」を付けるのは誤りです。 A1も正しいと言えますが、回答として十分か、適当であるかは、場合によります。 また、「確かに」という語の使い方には注意を要します。 後日、機会を見て解説します。 「確認する」と非過去形で言う場合は、通常、これから「確かめる」という意味になります。 A2のような表現が出てくるのは、「確認する」を「確かに認める=間違いない」という意味に取ったためでしょう。 辞書にもそうあるので、無理はないと思いますが、現在の日本語では、「確認する」=「確かめる」という意味になることがほとんどです。 後日、機会があれば解説します。 また、回答は、状況に応じて、「理解に間違いはない」「確かに~である」又は別の表現を 適切に使い分ける必要があります。 例えば、 a. 訪台の日程をクライアントに確認した。 という場合は、「問い合わせて確かめた」という意味になりますが、 b. 長年の調査の結果、ついに地球外生命体の存在を確認した。 これは、「確かにそうであることがはっきりした=それに間違いない」という意味で、 「(調べたり問い合わせたりして)確かめた」という意味にはなりません。 aとbでは用法と意味に違いがあることがわかります。 当所費用につきまして、以下のように、ご説明いたします。 [解答] 当所費用につきまして、以下のように、ご説明いたします。 理由:不要又は適当でない表現 [修正例] 当所費用につきまして、以下に、ご説明いたします。 これらが従来の言い方です。 後ろが「報告」 「回答」 等でも同様。 話者は、このように書くことで、どのように説明すれば、判りやすくなるか ということを念頭に置いて説明していることを暗に表現しようとしています。 口頭において使われる場合が多い 「ように」は、ほかにも、 「これまでの経緯について、以下のようにまとめました」等、以下に書いた内容が 何らかの加工や私見、不確かなものを含んでいることをほのめかしたい場合にも使われます。 「ように」は本来はっきり言わない表現なので、「以下のとおりまとめました」というよりも、 ソフトで婉曲な言い方になります。 そのため近頃では、「ように」が短絡的に多用され、 従来の決った言い方をも侵蝕する勢いです。 [補足] 「以下のようにご説明いたします」は、中国語の「謹説明如下」の直訳と考えていいでしょう。 これは、中国語ではごく自然な言回しということですので、中国語圏の人たちは、 「如」=「ように」と考え、「以下のように説明します」と機械的に直訳してしまうのでしょうが、 日本語では、従来このようには言いません。 ちなみに「添付の如し」の「如し」は古い言い方です。 「主文の如く 査定する」も実は古い言い方で、今ではあまり使われていません。 「ように」と「とおり」の違いについては、後日、機会を見て再度取り上げたいと思います。 よくない箇所はどこでしょうか。 審査官の指摘は、 当所の 翻訳に関するものですので、当所の費用にて適切に対応させていただきます。 どうぞご安心ください。 この場合、当所のミスで審査官に指摘されたわけですから、 これを「当所の費用で適切に対応」するから「どうぞご安心ください」というのは、 いかにも無神経で失礼な言い方と言わざるを得ません。 自分の物を壊した相手から、「大丈夫!私が弁償するから安心して!」と言われたときに、どう思うかを考えてみてください。 問題文の場合も同様、クライアントにしてみれば、そのような無責任で、立場をわきまえない発言を快く思うはずはありません。 また、たとえこちらの落ち度ではないことでも、安易にこのように言うべきではあません。 「どうぞご安心ください」が使えるとすれば、それは、相手が相手側の原因でひどく困ったことになり 又はなりそう 、 心配して当所に質問してきたような場合です つまり、こちらに落ち度が全くなく、助言する立場であるような場合。 ただし、たとえ、こんな場合であっても、こちらから「どうぞご安心ください」などと言うのは、 むしろ控えた方が無難だと言えます。 相手によっては、「上から目線」とも取られかねませんからね。 安易に使える表現ではないのです。 [補足] また、日本人は、自分の感情や欲求に、他人が直接に言及することを好まないようです。 例えば、来所したクライアントを会議室に案内したときに、「何かお飲みになりたいですか」とは、聞かないでしょう。 「何かお飲み物はいかがですか」等と尋ねるのがマナーです。 相手の希望に直接に言及する言い方は、避けるべきです。 このほか、「補正したい場合は、ご指示ください」の「~たい」も同様です。 (ちなみに、以前当所では「どうしても補正したいのであれば、、、、」 という強烈な言い方がしばらく頻繁に使われていました。 ) この場合は、「補正を 強く ご希望の場合は、」などと言い換えれば、いくぶん婉曲になるでしょう。 または、「補正されたい場合は、」と尊敬表現を使う手もあります。 (ただし、私自身は他に書換えの表現がないときだけ使っています。 ) さらに、 「ご安心」と同様の意味で、「ご放念」「ご放心」を使う人がいますが、 これは、相手がこちらのことを心配してくれたときに、「 大丈夫ですから 気にしないでください」と返答する場合に使う表現です。 相手の事に対して、こちらから使うのは、間違いです。 (電子メールの場合で考えてください。 ) まずは、取り急ぎ、お知らせまで。 「完全なものは後から送るが、取りあえず概要だけお知らせする」という場合や、 b. 「詳しくは、ちゃんと調べてから報告するが、まずは要点だけ」という場合、または、 c. [解説] 「取り急ぎ」は失礼? すぐに返答したから、「取り急ぎ」を使っていい 又は使うべき と誤解していませんか? ただ早く返答しただけで「取り急ぎ」を使えば、 「いいかげんに返答しているのか!」と不快に思う相手もいるかもしれません。 辞書では「取り急ぎ」について、 諸々の儀礼・説明を省略し用件だけを伝える意(広辞苑第五版)、 十分に意を尽くしていないが、と謝罪する気持ちを込めて手紙の末尾に用いられることがある 新明解国語辞典 と説明しています。 更に実際に使われる際の意味を補足すれば、つまり、 「急いで返事をしたので、失礼や不十分なところがもあるかもしれません。 その点は、大目に見てください」というエクスキューズを含んでいるのです。 デジタル時代の新しい意味 完全なものを追って返答することを前提として「取り急ぎ」を使うのは、特に電子メール やFAX において顕著です。 電子メールは一瞬で相手に届くため、相手の返答に対する許容時間もそれだけ短くなっています。 このため、返答に時間がかかる場合は、できるだけ速やかに、まずは概略だけ、 または、メール受領の確認だけでもしておくのが最低限のビジネスマナーとなっています。 このような場合に使うのが、「取り急ぎ」なのです。 「取り急ぎ」が使える条件をまとめてみましょう。 ・火急の用件である場合 ・速やかに返答又は通知する場合 ・後に改めて完全な返答をする場合 これらが揃って初めて使うことができる表現といえます。 ただし、必ず使わなければならないという表現ではないので、 その適否を判断できない場合は、使わない方が無難でしょう。 つまり、「確認が必要な 重要な もの」ということを示しています。 さらに言えば、「確認した後、何らかの対応をしてほしいもの」という意味を含んでいます。 これに該当するのは、請求書などや、確認のうえ回答がほしい書類などです。 単に添付で送付したものなどに使えば、相手は戸惑うかもしれません。 問題文の場合、「ご参考までに」と書いてあるので、 送ったものが特に重要なものでも、確認が必要なものでもないことがわかります。 このような場合は、誤解されないよう、「ご査収、、、」とは書かない方がいいでしょう。 なお、 「ご査収ください」という書き方は、略式です。 「ご査収のほどお願いいたします」等と正式に書きましょう。 本来、「追って」は、話者が自分の行為について使う表現ですから、 「追って~してください」という表現は適当ではありません。 [補足] 「追って」 がいったいどれくらい「後」を指すのかについては、 使われる場面に応じて人それぞれ認識が異なるので、一概には言えません。 しかし、基本的には、「結果・結論が出次第」、または「状況が整い次第」という 言外の意味を含んでいると考えられます。 例:「意見書の翻訳は、追ってご送付いたします」 顧客に対する連絡の場合 =「翻訳は 完成したら直ちに 送付する もちろん翻訳も迅速に完成させる 」 一方、次ぎの例のように、強い立場のほうが使う「追って」は、 本来の意味 後で と考えた方がいいでしょう。 (このような場合は、迅速な返答はあまり望めません。 ) 例:「面接試験の結果は、追ってお知らせします」 「依頼するか否かは、検討のうえ、追ってお知らせします」 このように、「追って」は、立場や状況によって意味があいまいになる表現ですから、 本当に必要な場合でなければ、使用しない方が無難でしょう。 [さらに] 具体的な日時とともに使わない語は他にもあります。 また、催促する意味も含みますので、使用には十分に注意した方がいいでしょう。

次の