世界 で 一 番 辛い もの。 世界でいちばん不味いものとは何か? 専門家に聞いてみました

世界一辛いトウガラシは? 「最悪のトウガラシ」が体にもたらす悪影響とは?

世界 で 一 番 辛い もの

トウガラシを使った料理というと、カレーをはじめとするインド料理や、トムヤムクンなどのタイ料理を思い浮かべる人が多いかもしれません。 「暑い国の料理は、トウガラシなど辛い食材を使った料理が多い」と思いがちですが、それは誤解。 確かに、植物としてのトウガラシは、原産地の中南米に似た熱帯性の気候を好みます。 しかし、人々が食材としてトウガラシを受け入れるかどうかは、気候よりも「もともとの食生活」に大きく左右されるようなのです。 たとえばインドやアフリカでは、古くからコショウをはじめとする多くのスパイスが使われていました。 スパイシーな味に人々がなじんでいたため、新たに到来したトウガラシがすんなり受け入れられたと考えられています。 多くの国で、トウガラシを真っ先に歓迎したのは王族や貴族ではなく、庶民だったともいわれます。 上流階級の料理は決まり事に縛られ、新しい食材をなかなか取り入れることができません。 その一方で、労働の日々を送りながら「少しでも栄養をとりたい」「味つけにバリエーションを」と考える庶民にとって、トウガラシは魅力的だったということでしょうか。 たとえば朝鮮の宮廷料理は、儒教などの伝統に従って調理されるため辛くありません。 しかし、庶民が食べるキムチやコチュジャンは、トウガラシの伝来で味つけが劇的に変化したのです。 世界の「トウガラシ大好き!」民族をご紹介 「世界一のトウガラシ好き」とも言われるのがブータンの人々。 「野菜としてのトウガラシを使った料理に、香辛料としてのトウガラシで味つけをする」といった具合で、どの家庭でもキロ単位でトウガラシを購入するのだそうです。 辛い料理というと、思い出すのが「四川料理」。 でも実は、四川省と同じく内陸にある陝西省や湖南省の料理も、トウガラシをたくさん使います。 とくに湖南省の人は、「湖南辣子」(湖南の辛いもの好き)と言われるほどトウガラシ好きが多いのだとか。 最後にご紹介するのは、アフリカの東に位置するエチオピア。 コーヒーの産地としても有名ですね。 そんなエチオピアのとある地方に、トウガラシを使ったユニークなコーヒーの飲み方があるのをご存じですか? 使うのはコーヒーの豆ではなく「葉」。 新鮮な葉っぱを潰して煮立てたものに、ショウガやニンニク、トウガラシ、ミント、塩などを加えるのだそうです。 「なんばん」?「こしょう」?日本のご当地トウガラシ 「かぐらなんばん」「ぼたんこしょう」「あじめこしょう」……何の名前かわかりますか? 実はトウガラシの名前です。 いくつかの例外はあるものの、主に東北や関東、北陸などでは「なんばん」、中部地方から関西、中四国、九州では「こしょう」と呼ばれているようです。 たとえばタイ語でトウガラシは「プリック」と呼ばれますが、この単語はもともとコショウを指していました。 それが、トウガラシが伝来してからはトウガラシをプリック、コショウはプリック・タイ(タイのコショウ)と呼ぶようになるという本末転倒(?)の事態に。 またスペイン語でも、もともとコショウを指す言葉だった「ピミエント」という単語が、トウガラシのことも指すようになっています。 世界一の辛さとギネス認定されているトウガラシは? 世界には実に様々なトウガラシがあり、辛みのないものから、甘辛いもの、ピリッと辛いものをはじめ、中には口中・ノド・唇、顔面が麻痺する超激辛のものや、皮膚に触れただけでかぶれてしまう強烈なものも! このように数あるスパイス群の中でも深淵な世界観をもつトウガラシは、世界の人々の心を揺さぶり、料理の味付けから名前まで変えてしまった背景をもつ魅力ある食材といえます。 あなたの地元の名産品、懐かしい味の郷土料理、旅行で訪れたあの国の料理もトウガラシの伝来の影響を受けているかもしれませんね。 気温も上昇し、遠方へ足を運ぶ機会が多くなるこれからの季節、旅先、レジャー先、訪問先で気になる料理があったら、どんなスパイスを使用しているのかをお店の人や、作ってくれた人にこっそり聞いてみるのも、グルメならではの密かな楽しみ、といえるのではないでしょうか。 参考:農山漁村文化協会編『地域食材大百科』、山本紀夫編著『トウガラシ讃歌』(八坂書房).

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世界一辛い料理!その国は幸福度も辛さもNo.1だった!

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今年の4月、ニューヨーク州クーパーズタウンで34歳の男性が、雷鳴頭痛でERに運ばれたという症例報告がに掲載されました。 は、脳出血の兆候とも言われる激しい痛みです。 症状は、空吐きと強烈な頭と首の痛みでした。 彼は数日前に参加したトウガラシ食べコンテストで、を持つキャロライナ・リーパーを1つ食べていました。 幸いなことに、このような被害はあまり多くはありません。 ペンシルベニア大学で心理学を教えるPaul Rozin教授は、 「リスクは非常に低い」と言います。 Rozin教授は料理と社会におけるその役割を専門としており、1980年代前半から、トウガラシの独特な魅力について研究をしてきました。 トウガラシを食べることによる害については、あまり研究が進んでいません。 消化管に炎症が起きるケースや、処理しきれないほどのスパイスを食べて嘔吐するケースもあります。 とはいえRozin教授は、そんなに有害なら、これほど多くの文化に広く浸透していないはずだと考えています。 耳鼻咽喉科の専門医でNYU医学部の臨床准教授を務めるRichard Nass医師は、トウガラシが身体に与える影響は好ましくないものの、通常は一時的で軽微なものと述べています。 消化器系の粘膜内層が損傷し、胃酸が喉に逆流してきます。 このような症状は、市販の薬と時間、そして数日間穏やかな食事をすることで治ります。 しばらくはチキンとライスを食べるといいでしょう。 ブルックリンで人気のホットソース「」を調合し販売しているシェフNoah Chaimberg氏は、辛いものを食べ過ぎたあとの痛みには、を勧めています。 カプサイシンは脂溶性であり、乳製品の死亡に吸収されるそうです。 トウガラシの体への影響とは? トウガラシによる恐ろしい体験は、スモールステップで解決できます。 それでも、救急医療を必要とするほどのトウガラシの食べ過ぎによる異常な出来事は存在し、症例報告が出されています。 冒頭の雷鳴頭痛を訴えた男性のCTスキャンには、の兆候が表れています。 これは、脳に血液を運ぶ血管が急激に収縮することでひどい頭痛を引き起こす、珍しい症状です。 医師らは、彼の症状を数日間治療および監視したあとで退院させました。 基礎疾患がなかったため、原因はトウガラシへの反応と結論付けたそうです。 彼が食べたキャロライナ・リーパーは、の辛さを持ち、辛いものでは220万スコヴィルに達することもあります。 スコヴィル値は、トウガラシの辛さをもたらす刺激物であるカプサイシンの濃度を示す単位で、シラノ・ペッパーは1万~2万スコヴィル、ハラペーニョは2500から1万スコヴィルです。 カリフォルニアに住む46歳の男性は、2016年に、ブート・ジョロキアのピューレで味付けしたハンバーガーを食べました。 ブート・ジョロキアはゴースト・ペッパーの異名を持ち、100万スコヴィルの辛さを誇ります。 彼はを負い、救急に運ばれました。 緊急手術となり、23日間入院、そのうち14日間は挿管された状態だったといいます。 たった1つのハンバーガーが原因で。 、45歳の男性が、「尿内に赤いかたまり」があり排尿が難しいと、チャールストンのERを受診しました。 症例報告によると、「その患者は辛いものを食べ、尿にトウガラシが混入していた」とのこと。 超音波検査の結果、腸膀胱瘻が発見されました。 これは腸と膀胱の境界の損傷で、消化物の残骸が膀胱に漏れていたそうです。 こんな恥ずかしい出来事はめったにありませんが、トウガラシが有害に感じられ、体に苦痛を与えることを示す理由はあります。 カプサイシンは、します。 その後に続く汗、皮膚の発赤、唾液の分泌は、有害な毒素を排除するための身体の反応です。 詳細な研究が行われているわけではないのですが、上で紹介したような極端な身体反応は、おそらく極端なカプサイシンの摂取によるものと考えられます。 Rozin教授は言います。 損傷の原因はたいてい、トウガラシに対する身体反応です。 では、痛みを伴うにもかかわらず、なぜ私たちはトウガラシを食べるのでしょうか。 ジェットコースターと同じです。 最初は危険に思えて、人によって慣れるまでに多少の時間がかかることもあります。 でも、怖くないことがわかると、スリルを求めてまた挑戦したくなってしまうのです。 ここ数年、MTVのいたずら番組「Jackass」の影響で、マッドサイエンティストならぬマッド植物学者らによる「世界一辛いトウガラシ」を作る競争が激化しています。 世界最辛競争の激化 昔から栽培されているトウガラシでは、ゴースト・ペッパーやが世界一辛いと言われており、どちらも100万スコヴィル前後です。 しかし2010年、とキャロライナ・リーパーが登場。 前者はのためにButch Taylor氏が開発したトリニダード・モルガの亜種で、140万スコヴィルを記録。 後者はPuckerButt Pepper Co. のためにEd Currie氏が作ったもので160万スコヴィルを記録しました。 どちらもギネス世界記録に認定され、格好のYouTubeネタとなりました。 2017年には、ノースウェールズの農夫Mike Smith氏が。 ノッティンガム大学の研究者によると、その辛さは250万スコヴィルに達するそうです。 Smith氏は、食べると死を招く可能性があるが、医療用として、麻酔アレルギー患者の皮膚の感覚をなくすのに使えるのではないかと述べています。 キャロライナ・リーパーを開発したEd Currie氏もこれに負けていません。 同じ2017年にし、318万スコヴィルを記録したのです。 前述のHeatonistの創業者Chaimberg氏は、ペッパーXベースのソースを販売しています。 彼のキッチンラボの冷蔵庫には、ペッパーXがいくつか保管されているのだそう。 スプーンでペッパーXを押しつぶして味見したら、燃えるようでした。 同社がペッパーX入りのソースを「Last Dab」と名付け販売したところ、最初の1000本は90秒でまたたく間に売り切れたそうです。 シェフでもあるChaimberg氏は、彼自身もお客さんも、痛みと刺激物に対する身体の検出機能に負担をかけていることは承知であり、むしろそこが彼の商品の魅力なのだと言います。 普段はない要素が加わるので、食べ物を4次元で楽しめます。 それが生理学的に人を魅了し、普段は放出されない脳内化学物質が放出されるんです。 Image: Source: , , , , Los Angels Times(), , , Slate(, ), , , , Nick Keppler - Lifehacker US[] 訳:掘込泰三.

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疲れた時や、ストレスが溜まりそうな時、塩辛いものばかりを食べた時、思いっきり甘いものを食べたくなる方は多いのではないでしょうか。 世の中には味覚を刺激する食べ物は沢山ありますよね。 その中には衝撃的に甘いもの、激甘な食べ物というと興味をそそられ、食べてみたいと思う方も多いはず。 そんな時におすすめなのが甘い食べ物の中でも衝撃的に甘く、世界一甘いと言われているインドの名物グラブジャムンです。 大型通販サイトなどでは缶詰にして販売されており、お手頃なで気軽に購入することができます。 実際に購入した方の感想を読むと、脳天を貫くような甘さ、身体がビックリするほどの甘さ、情け容赦なく甘い、虫歯がうずくほど甘い、背筋が凍る甘さなど、ほかのお菓子にはなかなか見かけない表現がされています。 一体どんなお菓子なのか、実際に目の当たりにすると色や形は思ったよりもシンプル。 まるで揚げたこ焼きか玉蒟蒻・新じゃがの煮物のような見た目です。 グラブジャムンは言わば砂糖漬けのボール状のドーナツ。 食感は沖縄の銘菓サーターアンダーギーに似ていて、それが極甘のシロップにどっぷり浸かったものと表現できます。 グラブジャムンの甘さはシロップにあり! グラブジャムンの強烈な甘さの正体はシロップ。 その濃厚さは一口食べた瞬間に思わず声を出してしまうほど。 砂糖と水を同量煮詰めて作るのですから、甘いのは当然です。 シロップの甘さだけではなく、スパイスのカルダモンの風味を利かせることにより単なる甘いお菓子ではない特徴を出しています。 生地、またはシロップに清涼感のある刺激的な香りのするカルダモンが入っていることから、スパイス好きの方と苦手な方で好みが分かれます。 さらに本格的に仕上げるとなると、シロップを作る時にバラの蒸留液であるローズウォーターも使用するのだとか。 市販品の缶詰にもローズウォーターを使用されているものが多く、缶を開けると香水のような甘い香りがします。 ドーナツで使用されるような生地は牛乳を煮込み、脂肪分だけを取り出した成分を使用して作られます。 家で作る時はカッテージチーズを代用すると簡単です。 グラブジャムンを仕上げるにはこのチーズ状の成分に小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、カルダモンパウダー、水または牛乳を混ぜ、ボール状にして、油で揚げます。 この時、通常の油ではなくインドの澄ましバターであるギーで揚げるとさらに本格的な味わいのリッチな仕上がりとなります。 そして、その揚げたものをシロップに漬けて完成。 シロップを作る際には好みでローズウォーターを少量加えます。 もっと簡単に作りたいという方は、ホットケーキミックスと同様、グラブジャムンの素が市販されているので、それを使用すれば水と混ぜて丸めて揚げるだけ。 あっという間に作ることができます。 インドではシロップごと温め、熱々をいただきます。 インド名物なのに実はインド発祥ではない? このグラブジャムンは今ではインド名物として有名ですが、面白いことに発祥はインドではなく、地中海地方やペルシャであり、luqmat al qadiというお菓子であるとも言われています。 グラブジャムンは大きなお祝いの場でも定番。 お祭りや結婚式などには欠かせない食べ物として愛され、好まれています。 インドではなぜとても甘いものが好まれるのか インドの人は辛いものを好んで食べる傾向にありますが、それだけだと口の中がしびれてすっきりしないため、甘いスイーツの出番となるようです。 インドでは、辛いものはより辛く、甘いものはより甘く食べるのが基本。 それが当たり前となると中途半端な味のものは納得いかず、美味しいと思えないのかもしれません。 また、インドには食料難の時代があり、経済発展に湧いてからは昔の反動で砂糖を使用した甘い食べ物があふれ、人々に好まれ、どんどん普及したと言われています。 日本でも戦争の時代に育った年代の方に甘党の方が多いのは、幼い時期に刻まれた強い不足感によるものだという説があります。 インドはグラブジャムンのほかにも甘いお菓子がいっぱい。 見た目にもきれいなジャレビはインド版かりんとう。 小麦粉と水を混ぜて練ったものを細い金具で搾りながらプレッツェル状に油で揚げ、たっぷりのシロップに浸します。 鮮やかな美しいオレンジ色でお祝いの時などに多く食べられます。 一口かじると口の中でシロップがほとばしる衝撃的なお菓子。 シロップが飛び出さないように注意しながら食べるのがコツです。 濃厚な風味で四角い形をしたお菓子がバルフィ。 牛乳・練乳、バターの一種のギーと砂糖を混ぜ、四角形に固めて作るお菓子。 ココナッツやピスタチオなどナッツを加える場合もあります。 また、まるでアルミ箔のような食用の銀箔が貼られたものもあります。 そのほかに食感が楽しいパティサや日本の和菓子に似たカジュロールなどがあり、どれも魅力的。 激辛なものを堪能した後は、インド人になった気分で世界一甘いと言われるグラブジャムンやインドのお菓子をお試しになってみてはいかがでしょうか。 keizaikai.

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