ボーダー コリー 里親。 レスキュー犬情報 // BORDER COLLIE RESCUE NETWORK(ボーダーコリーレスキューネットワーク) 〜愛すべきすべてのボーダーコリーのために。。。〜

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ボーダー コリー 里親

photo by 皆さんは、ボーダーコリーと聞いてどんなワンちゃんだとイメージしますか。 「頭がいい」「運動能力に優れている」「かわいい」といった、非の打ち所がない犬種だと思っている方も多いのではないでしょうか? 確かにボーダーコリーは、全犬種の中で最も賢い犬1位としてランキングに挙がるほど、その賢さは折り紙付きです。 またCMや海外ドラマでは飼い主が起きるタイミングに新聞紙を加えて登場したり、忘れ物を届けたりしてくれるなど、好印象な犬種のイメージが強いかもしれません。 しかし、その一方でボーダーコリーは飼育放棄が多い犬種でもあります。 「え!?あんな賢い犬なのに?」とビックリされる方も多いことでしょう。 しかし、これは事実なのです。 今回はそんなボーダーコリーがなぜ捨てられるのかを詳しくお話ししたいと思います。 なぜ?ボーダーコリーの悲劇 ボーダーコリーの飼育放棄が多い理由 賢くて運動神経のボーダーコリー。 魅力が満載の犬種なのにも関わらず、なぜ飼育放棄が多いのでしょうか。 「賢いならしつけだってしやすいのでは?」と思う方もいることでしょう。 確かに、きちんとしつけを行えばとても従順なパートナーとなってくれます。 また家庭犬として飼うのであれば、特別な運動や散歩も必要ありません。 では、なぜ飼育放棄をしてしまう飼い主が後を絶たないのでしょうか。

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ボーダーコリーレスキューネットワークとは? 私の犬は元保護犬である。 いつかボーダー・コリーを飼ってみたいと思い、当時都市部に住んでいた私は、その夢を叶えるため、犬との散歩を楽しめる自然の多い場所に引っ越しをした。 オーストラリアの保護施設からの条件は、ある程度広さのある庭があること、高さがあり、しっかりとしたフェンスで囲われていること、夏の強い日差から、犬が休める木陰などの場所があること。 それら一つずつクリアして、私は今の愛犬を迎え入れた。 今回はボーダー・コリー、保護犬をキーワードに、日本で活動している保護団体の山﨑睦さんにボーダー・コリーとの生活、里親に必要な条件などの話を伺った。 五十嵐:ボーダーコリーレスキューネットワーク(以下、BCRN)はボーダー・コリーに特化した保護団体ということでよろしいでしょうか? 山﨑:はい。 ボーダー・コリーと確認が取れた犬だけを保護します。 もちろんDNA検査などはしておりません。 あくまでもサポーター(以下、BCRNのメンバーで団体のSNSに入室している者)たちの意見交換で認定します。 里親募集中のフェスタ、リーオ、ジィ 五十嵐:オーストラリアにもという団体があり、ボーダー・コリー、オーストラリアン・ケルピー、キャトルドッグなどのいわゆるワーキングドッグの血を持った犬を中心に保護する団体がありますが、ボーダー・コリーに特化した団体のメリットを教えてください。 山﨑:BCRNは今年10年を迎えました。 飼育放棄や捨てられたボーダー・コリーが増え始め、その状態に憂慮したのが始まりでした。 BCRNのサポーターも殆どが一般のファンシャーで、保護犬の里親さんも一般家庭の方たちです。 日本では、ボーダー・コリーはワーキングドッグというより、家庭犬として普及しているので、牧羊犬という一面を活かす活動よりも、犬種の特性を理解して丁寧に保護活動を行い、2次放棄を未然に防ぐことに努めています。 私達のサポーターの中には訓練士など犬を扱うプロもいますが、その他は犬に関しての仕事をしていない人が多いのです。 ですからボーダー・コリー以外の犬種の保護を増やすと、万全の対応ができないというのが私達の考えです。 「できる時にできることを」というスタンスで保護活動を続けています。 五十嵐:BCRNで保護される犬の数は一年で平均どのくらいの数なのですか? また、保護されている犬は飼育放棄、迷子のまま飼い主が見つからないなどが多いのでしょうか? 山﨑:BCRNでは年間平均40数頭保護しています。 迷い犬、飼育放棄などで動物愛護センターへの持ち込みが多いと思います。 近年目立つのは、飼い主の死亡や病気による飼育放棄です。 一時期、引っ越しや離婚などによる放棄もありましたが、最近減ってきている印象です。 ペット可物件・審査基準 五十嵐:「飼育放棄」など捨てる理由は、飼い主が「こんなはずじゃなかった」というのがあると思うのですが、ボーダー・コリーの飼育を続けられなくなってしまう主な理由を教えて下さい。 山﨑:極端な例で言えば、子犬をペットショップで買った時に "とても頭のいい犬"だと言われたが、トイレを覚えないから...... と譲渡会の会場で相談を受けました。 しかし、話をよく聞けば、犬を買ってからほんの2~3日しか経ってないということでした。 「ボーダー・コリーは頭がいい犬」だからトイレも数日で覚えるだろうと思い込んでしまうこと、ペットショップ側の説明不足もあると思います。 全ての犬には個体差がありますし、その犬の育ってきた環境、子犬期に母犬とどのくらい過ごしたか?という経験は、その犬の成長に大きく関係します。 この飼い主さんには、それらを説明して納得していただけました。 他には、運動量、吠え、咬む行為、そしてサイズですね。 特に、引っ越し先の賃貸物件が「ペット可」となっていても、中型犬のボーダー・コリーというカラダの大きさが問題になることもあると聞きます。 これは余談ですが、そんな理由もあってか、最近のボーダー・コリーはサイズダウンしている気もしますね。 またアジリティ競技会で、サイズカテゴリーを下げるために小型のボーダー・コリーを欲しがる風潮もありますね。 五十嵐:それだと、いわゆるボーダー・コリーのスタンダードが失われるように思います。 あまりにもカラダの大きさが違いすぎると、プードルのように、ミニュチュア、ミディアム、スタンダードと区分けする必要も今後考えられますね。 これは私の個人的な解釈ですが、もともとボーダー・コリーは牧羊犬で羊を囲い、移動させるのが仕事なわけですから、羊の大きさや、羊の反撃にも負けないためのカラダが必要であるのに、アジリティや居住スペースを目的にサイズダウンしてしまうのは、犬という生き物に対してリスペクトがないように思います。 里親募集中のリンタ、ヘンリー、シャムロック、リヒト 五十嵐:さて、日本にもオーストラリアにもその保護団体によって、里親さんの「審査基準」があります。 BCRNの基準、また犬を手に入れるためにクリアするべきことがあれば教えてください。 山﨑:何よりもボーダー・コリーと暮らしていける家があること、飼い主が健康なことです。 先ほども申しましたが、賃貸物件、マンションなどのペット可物件でもボーダー・コリーという犬のサイズに問題ないこと。 また、基本的に完全室内飼いを望むことが多いです。 ボーダー・コリーという犬種の特性上、常に刺激にさらされる外飼いは、よほど郊外で環境が整っていないと難しいと考えています。 その他の諸条件は、保護犬を預かっているメンバーやスタッフが、その犬の性格や特性を理解し判断します。 時間を共有できる犬 五十嵐:では最後の質問になりますが、山﨑さん自身ボーダー・コリーと一緒に暮らしていて、ボーダー・コリーが他犬種と圧倒的に違うと感じることがあれば教えてください。 また一緒に暮らす楽しみ、どんなことをして一緒に遊んでいますか? 山﨑:家には全く個性の違う3頭のボーダー・コリーがいます。 そのうち2頭は元保護犬です。 ボーダー・コリーと暮らし始めて、私の生活そのものが大きく変わりました。 大げさかもしれませんが人生が変わるくらいの変化です。 以前、シェパードとも暮らしましたが、圧倒的にボーダー・コリーの影響力の方が大きいので、これは犬のカラダの大きさの問題ではないように思います。 正直いうと、私は一人でいる時間がとても必要な人間なのですが、ボーダー・コリーたちと時間を共有できることでさまざまな可能性を感じます。 私と犬と共通して好きなことは、一緒にいること。 オビディエンスやトリックの練習も、私達にとって遊びの一つです。 カラダを大きく動かすこと、川遊びや山歩き、海でも同じように楽しく遊んでいます。 散歩に関しても一緒に歩くだけでなく、時には犬たちを先行させたり、待たせたりしてから、呼び戻すなどをしてコミュニケーションをとっています。 彼らはレトリーブやクン活(匂い嗅ぐ動作)も大好きですからね。 また、広場があればボールやディスクでも遊びます。 アジリティもオビディエンスという人と犬との基本動作が重要ですから、ラリーオビディエンスなどの訓練競技を楽しみながら競技会に参加すること。 またそのお出かけそのものも、楽しみ一つです。 犬たちとのキャンプも好きですが、時には六本木や竹下通り、表参道などの都心での長い時間の散歩も思いのほか楽しくて、彼らのいろんな顔を見ることができます。 こう考えると、いかにたくさんの時間を犬たちと共有しているかを実感しますね。 五十嵐:今日はありがとうございました! 私にとって保護犬とは 私は愛犬と暮らし始めて、山﨑さんと同じように生活だけでなく人生に変化が起きたと言える。 こうして犬の記事を書いていること、オーストラリア、日本の保護施設に遊びに行く機会を得たこと、多くの犬友達と知り合えたこと、一頭でも多くの犬たちがハッピーになって欲しいと強い意識を持てたことや、募金箱にお金を入れる行動ができるようになったのも、愛犬が「保護犬」であったからかもしれない。 人間の私は、そんな風に難しく「保護犬と自分」を関連付けて考えてしまいがちだが、愛犬自身は「可哀想な犬」「同情してよ」「悲しい過去を持つ犬なんだからユルク暮らしたい」そんなことは微塵も感じてないはずだ。 そんなことより、「同情するより散歩に行こうぜ!」「可哀想と思うよりボールで一緒に遊ぼうぜ!」と今を全力で楽しみたいのが犬だと思う。 私たち人間は感情の生き物だ。 保護犬を知ること、保護施設を訪れようと思うきっかけが「同情や可哀想」という気持ちであってもなんらおかしくない。 しかし大事なのは、そのような気持ちを「犬として生き生きと過ごせること、犬と飼い主が楽しく暮らすこと」に進化させてほしいのだ。 いつまでも「この犬は可哀想な犬」というレッテルを強力なシールのように貼り付けたままにしないで、ブリーダー出身の犬、チャンピオン犬、そんな出生など関係なく、どんな犬でも「犬は犬」として楽しく充実した時間を提供するのが、飼い主のやるべきことだと思う。 それをサポートするために多くの保護団体は飼い主のあなたに力を貸すはずだ。 保護犬に対して、不安なこと、心配なこと、いろいろな条件をどうクリアすべきか?そういうことを正面から質問したら良い。 愛犬の里親申込書を提出する時に、私は「この犬と一緒に楽しく暮らそう」と決意した。 一緒にシープハーディングをしたい、一緒にディスクをしたい、川遊びや、森の中で楽しく散歩したい。 仕事に一緒にいけるかな?そんな犬と一緒にやりたいことリストを、今も一つずつ叶えながら過ごしている。 犬を手に入れるということは、15年間の長い約束をすることだと思う。

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