大腸 ポリペクトミー。 大腸ポリープガイド|患者さんとご家族のためのガイド|日本消化器病学会ガイドライン

大腸ポリープの症状や原因、治療方法とは?

大腸 ポリペクトミー

の治療では基本的に内視鏡によるポリープの切除を行います。 しかしポリープの大きさや深さによっては外科的に腸の一部を切除する治療を行うこともあります。 では具体的にどのような治療法があり、治療の選択はどのように行うのでしょう。 今回は九段坂病院の副院長であり内科部長を務める佐々部正孝先生と同じく九段坂病院の外科部長である長濱雄志先生にお話を伺いました。 大腸ポリープの治療法 の治療には内視鏡治療と外科手術があり、具体的には以下のような治療法があります。 <内視鏡治療>• ポリペクトミー• EMR(内視鏡的粘膜切除術)• ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) <外科手術>• 腸管切除+リンパ節 郭清 かくせい 治療の選択基準 大腸ポリープに対する治療の第一選択は内視鏡治療です。 ポリープが粘膜層にとどまっている場合には、ポリープの形状や大きさなどから適切な内視鏡治療が選択されます。 しかしポリープががんであり、さらに粘膜下層に一定以上潜り込んでいる場合には外科的に腸の一部と周囲のリンパ節を切除する必要があります。 この理由は粘膜層と粘膜下層の構造の違いにあります。 ポリープが発生する粘膜層には血管やリンパ管などがないので、たとえポリープががんであっても粘膜層にとどまっていれば他の組織へ転移することはありません。 しかし粘膜下層には血管やリンパ管が通っています。 そのため粘膜下層までがんが及んでいると、がん細胞が血管やリンパ管の流れに乗って他の臓器に転移する可能性があります。 ですから、腸切除と転移の可能性のあるリンパ節の切除を行う必要があるのです。 このようにポリープが粘膜層にあるか粘膜下層にあるかで治療法は大きく変わります。 ただし粘膜下層の表面付近(粘膜筋板付近)には血管やリンパ管はないため、ポリープがこの付近でとどまっていれば内視鏡治療のみで完了することもあります。 そのほかポリープが粘膜層にあっても、ポリープの数が非常に多く内視鏡治療で取り切ることが難しい場合にも外科的に腸の一部を切除することもあります。 内視鏡治療の方法 それでは内視鏡治療である「ポリペクトミー・EMR・ESD」の治療法についてそれぞれ解説します。 ポリペクトミー ポリペクトミーとは、ポリープにスネア(電流が流れる金属製のワイヤー)をかけて、ポリープを切除する方法です。 上図のようにポリープの根元にスネアをかける茎があるものがポリペクトミーの対象になります。 ポリペクトミーで使用するスネアです。 EMR(内視鏡的粘膜切除術) ポリープのなかには、平坦な形をしていて茎がないものもあります。 その場合にはEMR(内視鏡的粘膜切除術)が用いられます。 EMRではまずポリープの下に生理食塩水を注入して切除する部分を持ち上げます。 病変が盛り上がったところでポリペクトミーと同じようにスネアをかけてポリープの切除を行います。 ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) スネアで切除を行うポリペクトミーやEMRは、スネアより大きなサイズのポリープに対しては治療を行うことができません。 そのため大きなポリープにはESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を行います。 ESDはポリープの周りの粘膜を高周波ナイフというもので焼き切ったあとに、ポリープの下にある粘膜下層を剥ぎ取る治療法です。 ESDの大きなメリットはポリープを一括切除できるため取り残しがないことです。 また病変をまとめて採取することで確実性の高い病理診断を行うことが可能です。 一方、デメリットとしてはポリペクトミーやEMRに比べて治療時間が長いことが挙げられます。 また医師の技量の差が出やすいこともESDの課題です。 腸の壁は約3mmと非常に薄いため、少しでも深く剥離してしまうと腸が破れる危険性があります。 すると便が腹腔内へ漏れ出し、をおこしますので原則外科手術が必要になります。 太い血管の近くにポリープがある場合、切除の際に多量の出血が起こることがあります。 この場合には止血用のクリップなどを使用して止血術を行います。 また先ほども述べましたが、ESDなどで腸を深く切除してしまうと腸に穴が開く腸管穿孔を発症することもあります。 治療後しばらくは飲酒や激しい運動は避ける 内視鏡治療後は出血に注意が必要です。 治療後の出血のきっかけで多いものが飲酒です。 そのため治療後しばらくは飲酒を避けていただくように指導しています。 また激しい運動も出血を引き起こす危険性があるので、1週間ほどは激しい運動は避けていただきます。 外科手術の方法 それでは、ここからは(特に)の外科手術について解説します。 それに加えて転移の可能性が高い場合には、同時にリンパ節 郭清 かくせい (リンパ節を切除すること)も行います。 また手術は腸の 癒着 ゆちゃく が強い場合などを除いて、多くは腹腔鏡(腹部の表皮から腹部の内臓がおさまっている所に入れる内視鏡器具)を用いて行われます。 また通常の腹腔鏡手術は腹部に傷を5箇所開けて行いますが、近年ではRPS(Reduced Port Surgery)という2箇所の傷で行う腹腔鏡手術も普及しています。 九段坂病院でも患者さんの身体的負担をできるだけ軽減するために、積極的にRPSによる腹腔鏡手術を行っています。 入院期間 外科手術を受けた場合の入院期間は一般的に、おおむね1週間〜10日です。 また医療機関によっては1週間よりも短い場合もあります。 手術時間 手術は2〜3時間ほどで終了することが多いですが、直腸の手術などでは3〜5時間ほどかかることもあります。 縫合不全とは腸管切除後に腸同士がうまくつながらないことで、結果的に便がお腹のなかに漏れ出してしまうことがあります。 また創部(手術によってできた傷)から何らかの原因で細菌が侵入し、細菌感染を起こすこともあります。 そのほか発症の頻度はまれですが、腸の血流障害が起こることもあります。 術後大腸が 痙攣 けいれん を起こすことで血液の流れが悪くなり、腸が破れてしまうことがあります。 このような合併症が疑われるときには早急に内視鏡による検査を行います。 直腸の手術後は排便回数が増える 直腸を切除する手術をした場合には、排便の回数が増えることがあります。 直腸は便を溜める役割を担っていますが、直腸を切除すると便を溜める場所が小さくなってしまいます。 そうすると、しばらく便を溜めておいてまとめて出す、ということが困難になり、何回にも分けてトイレに行くようになるのです。 また術後の排便回数は食事が大きく影響します。 どのような食事がよいかは患者さんの体質によって異なりますので、ご自身の体にあった食事を心がけていただくといいでしょう。 佐々部正孝先生からのメッセージ のほとんどはから発生します。 そのため大腸ポリープのうちにみつけて治療を行うことで大腸がんは未然に防ぐことができます。 しかしながら大腸ポリープには自覚症状がほとんどないので、早期発見のためには検診を受けることが重要です。 定期的なはもちろん、日常的に気になる腹部症状がある場合には、一度医療機関に受診して内視鏡検査を受けることをおすすめします。

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大腸内視鏡検査前日の食事は非常に大切です! 簡便かつ詳細な食材選びの方法をお教えします|福岡天神内視鏡クリニック

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大腸のポリープとは 大腸の粘膜の表面上にできる、イボのような病変を大腸ポリープとよびます。 大きさや形はさまざまで、症状も炎症性、腫瘍性(しゅようせい)、過誤種腫性(かごしゅしゅせい:大腸の粘膜に細胞がはいることでおきる症状)などがあります。 大腸ポリープの中でも腫瘍性のポリープは、治療をせず放置しておくと徐々におおきくなり、5年ほどで癌になる可能性が高まると考えられています。 胃にできるポリープは良性のものがおおく、癌になる可能性が低いと考えられています。 しかし、大腸にできるポリープの8割ほどは腫瘍性のポリープなのでかなり高い確率で癌になる可能性があります。 大腸ポリープで切除手術が必要な場合 前述しましたが大腸にできるポリープは8割ちかい確率で癌の元になります。 癌になってしまってからの治療は開腹手術(おなかを開く手術)をおこなう必要性があるうえ、再発する可能性もあがります。 ですが、ポリープの段階だと大腸内視鏡(大腸カメラ)で切除ができる上、比較的治療が行いやすいです。 ポリープの段階で治療をおこなうことで、大腸癌の予防になることが立証されています。 大腸ポリープが良性の場合 以下のポリープは大腸癌になる可能性が低いと考えられています。 ・過形成ポリープ ・脂肪腫 ・炎症性ポリープ 大腸ポリープは、癌にかわる腫瘍性ポリープが約80%と言われております。 近年は医療の技術も上がっているため、検査をおこない、ポリープの大きさや表面の模様をみることで切除の必要性があるポリープか否か判断することができます。 また、切除手術は患者の心身に負荷がかかるため、癌になりづらいポリープまですべて切除する必要はありません。 大腸ポリープの症状説明 基本的に自覚症状はほとんどない ポリープはちいさな段階では身体にあたえる影響はほとんどありません。 そのため症状が進行してからでないとポリープになかなか気が付きません。 大腸ポリープは癌化するまえのポリープの段階でしたら治療を行い予防できます。 血縁関係の方で大腸ポリープが発見された事がある人が複数人いる場合や、食生活に偏りがあるような人は大腸の検査を定期的におこない状況を把握しておきましょう。 出血 大腸ポリープがある程度おおきくなると、大腸から出血する場合があります。 出血があると便が赤黒くなったり、排泄時に痛みや、出血をともなう場合があります。 腹痛 下腹部を中心に腹痛を引き起こすことがあります。 原因不明の腹痛が続くようでしたら1度医師に相談することをおすすめします。 便通の変化 突然下痢っぽくなる、あるいはその逆で便秘っぽくなるなど、便通の変化があった場合は警戒が必要です。 あきらかに違和感があるようでしたら医師に相談することをおすすめします。 大腸ポリープ切除手術の内容 大腸ポリープの切除手術は、ポリープの大きさや形によりことなりますが、手術には基本的に大腸内視鏡(大腸カメラ)が活用されます。 切除の際に痛みはありません。 仮に癌化している場合でも粘膜内にとどまっている早期の癌であれば、ほとんどの場合大腸内視鏡(大腸カメラ)で治療が可能です。 ポリペクトミー 大腸内視鏡(大腸カメラ)をつかいポリープの状況を観察します。 そのさいにポリープの性状(せいじょう:物の性質と状態)、形状、正常な粘膜との境を把握します。 把握後内視鏡の先端から「スネア」とよばれる「わっか」のような形をしたワイヤーをだし、それをポリープにかけます。 ワイヤーを徐々にしめながら電流をながし、ポリープを切除する手術方法です。 EMR(内視鏡的粘膜切除術) ポリープの形状が特殊でスネアのワイヤーがかかりづらい時は「ポリペクトミー」手術ではなく、EMR(内視鏡的粘膜切除術)によってポリープを切除します。 ポリペクトミーと同様に内視鏡でポリープの状態を把握後、ポリープの下に生理食塩水などを注入し、ポリープをワイヤーのかけやすい大きさまで膨らまします。 あとの手順はポリペクトミーと同じで、ワイヤーをかけ、徐々にしめていきながら電流を流し焼き切ります。 ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) ポリープがある程度まで大きくなってしまうと、スネアのワイヤーが引っかかりづらかったり、かからなくなる場合があります。 そのような場合におこなわれるのがESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)です。 ESDはポリープの下に生理食塩水などを注入し、ポリープを膨らます過程まではEMRと同様ですが、切除はスネアではなく、電気メスを使用し、周辺の病変ごと取り除きます。 こうすることによって、病変を取り残す可能性も低くなる為、大腸ポリープが再発する可能性も低くなるメリットがあります。 大腸ポリープ切除手術の費用 手術の種類毎に費用がことなります。 また、ポリペクトミー、EMR手術の費用は日帰り手術の場合で算出しております。 患者によっては入院しなくてはならない場合もございますが、日数など条件がことなりますので具体的な費用は医師に相談してみてください。 また入院費用も病院によってことなるので、詳細は医師にうかがってみてください 大腸ポリープ切除手術の保険適応 大腸ポリープ切除手術には健康保険が適応されますので、医療費は3割負担となります。 また、費用が一定額をこえた場合、高額療養費制度で給付金を受けることができます。 給付金の金額は年収によって異なります。 大腸ポリープ切除手術の入院期間・日数 前述しましたが、大腸ポリープの手術は基本的に日帰り手術でおこなうことが可能です。 ですが、ESD手術になると約1週間前後入院が必要となります。 切除手術後の生活と食事 切除手術後の生活と食事大腸ポリープ手術後の痛み 切除後は一時的に腹痛がおきる場合があります。 原因は、大腸の内視鏡検査(大腸カメラ)をおこなう際に空気を多量にいれて腸を膨らませて検査をするため、術後も大腸の中に空気がたまってしまうからです。 この空気は時間の経過とともに自然に抜けていきますが、人によっては痛みを感じる場合があります。 もし、術後数日たっても痛みがのこっている場合は、他に原因があるかもしれません。 その場合は医師に相談したほうがよいでしょう。 大腸ポリープ手術後の運動 もちろん手術後すぐの激しい運動は厳禁です。 術後1週間は重いものをもったり、運動をしたりは避けたほうがよいでしょう。 もちろんこの数値は目安で、大腸ポリープの大きさ、深さによって変動します。 手術をおこなう前に医師としっかり話し合いましょう。 大腸ポリープ手術後の出血 大腸内視鏡(大腸カメラ)をつかった手術の場合、切除した部分の傷口をしばることができません。 なので、切除した部分から出血することがまれにあります。 ただし電気を使って焼ききる際に同時に電気凝固や止血クリップにて止血処置もおこなっているので出血する可能性は低く数百人に一人ほどと考えられています。 出血は切除手術の4〜8日後に起こる可能性がたかいので、術後10日間は警戒しましょう。 また、仮に出血したとしても、止血は内視鏡でおこなうことができるので開腹手術になるようなことはありません。 大腸ポリープ手術後の食事 大腸ポリープの術後は、血行を促すような作用がある食品や、傷口に刺激を与えるような食事は避けなくてはなりません。 アルコール類は10日間は少量控えめです。 食べものは香辛料がふんだんに使われた辛いもの、脂っこいもの、食物繊維がおおいものは控えたほうがよいです。 まとめ 大腸ポリープは癌化する可能性がたかい病気です。 前述しましたが癌化する前の、ポリープの状態であれば治療も簡単ですし、再発の可能性も低いのです。 定期的に検診をうけて自身の健康状態を把握することで警戒しましょう。

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大腸内視鏡検査 ~大腸ポリペクトミー時の看護と合併症〜 No:166

大腸 ポリペクトミー

1、ポリペクトミーとは ポリペクトミーは、胃・大腸・直腸など消化器にできたポリープ 腺種・早期がん を内視鏡的に切除する手技のことで、肛門から内視鏡を挿入し、内視鏡から金属のワイヤーを輪にした電気メス スネア をポリープにかけ、熱で焼切る方法です。 現在ではポリープの切除に際して広く実施されており、根治治療という観点だけでなく、摘出することによるポリープの良性・悪性の判断や悪性度の判断 病理検査 にも実施されています。 ポリペクトミーは比較的安全な手技ですが、稀に出血や穿孔などの偶発症が伴い、また術後の安静保持や食事制限など遵守すべきことが多々あるため、看護師にはポリペクトミーを行った患者に対して、バイタルサインや全身状態など細やかな観察が求められます。 2、適応となる症例 ポリペクトミーは消化器に形成されたポリープの切除に際する手技ですが、すべてのポリープに適応となるのではなく、ポリープの大きさや形状によっては適応外となります。 なお、ポリープの大きさが2cm以上の場合には「ESD」が実施されます。 ポリープが平べったく完全に輪に掛けることができない場合には「EMR」が適応となります。 3、内視鏡的ポリープ切除術の種類 内視鏡を用いた消化器系ポリープの切除術はポリペクトミーだけでなく、上述のようにポリープの大きさや形状によって「EMR」や「ESD」という手技が実施されます。 術式や適応となる症例は異なりますので、これら内視鏡的ポリープ切除術の種類をしっかり把握しておきましょう。 スネアの輪の形状や大きさは多く存在するため、さまざまなポリープの切除、採取することでの良性・悪性の判断 病理検査 に実施されます。 ポリペクトミーと同様にスネアを用いますが、EMRではポリープのある場所の粘膜下層に生理食塩水などを注入し、切除しやすいように持ち上げてから 盛り上がった状態で スネアを掛け、高周波電流を流して焼き切ります。 そこで専用のナイフで病変の周辺を切開した後に粘膜下層をめくるように剥していくESDが実施されます。 まだ確立されておらず技術的に難しいため、限られた医療施設でのみ実施されています。 つまり、ポリペクトミーでは難しい場合にEMR、EMRで難しい場合にESDというように使い分けられています。 なお、いずれの手技もポリープまたは粘膜下層に留まっている早期がんに対して適応となり、粘膜下層の深い部分や筋層に達している場合や、リンパ節転移の可能性のある場合には外科的手術が行われます。 4、起こりうる偶発症・合併症 ポリペクトミーは安全な手技であるものの、病変を焼きすぎることで「穿孔」や「出血」、腸内への多量の空気の流入による「腹痛」などの偶発症・合併症が起こることがあります。 これらは術中または術後1週間以内に起こることが多く、「腹痛」であれば安静にすることで次第に改善しますが、「穿孔」は「出血」の場合には保存的治療または外科的手術・止血などによる早急な治療が必要となります。 穿孔が起こると激しい腹痛・全身痛、心拍数・発汗の増加、腹部の圧痛などが現れ、軽度の場合には絶食や抗生物質の投与による保存的治療を行いますが、重症の場合には腹膜炎をきたす恐れがあるため、緊急手術を行います。 術後出血がみられる場合には、腹痛や血便・下血などの症状が現れ、症状が軽度であれば経過観察しますが、改善されなければ内視鏡下で再度、止血処置を行います。 ほとんどはガスを排出させることで改善されるため、特に処置する必要はありませんが、安静保持やガスの排出に関する説明をしっかり行ってください。 5、術後の看護・観察項目 上述のように、ポリペクトミーの偶発症・合併症には「穿孔」「出血」「腹痛」などがあり、場合によっては重症化し緊急手術を要することがあります。 重症化しないためには、術後の患者の状態をしっかり観察し、異常がみられる場合には迅速に医師に報告することが大切です。 多くは、偶発症・合併症の症状が発現する前兆としてバイタルサインに変動が起こります。 変動が起こった際には注意深く観察を続け、異常の早期発見に努めてください。 腹痛のみの場合には内視鏡の挿入に伴う空気の流入が原因であり、安静保持やガスの排出で改善されますが、腹痛以外の症状がみられれば、症状に応じて穿孔や出血を疑い、症状発現時には独自の判断で経過観察せず、早急に医師に報告してください。 術後に入院療養の場合には看護師が直に確認し、退院後は便の異常がみられる場合に来院する旨をしっかり伝えてください。 特に術後24時間は安静保持を怠ると偶発症・合併症のリスクが大きく高まります。 また、術後24時間以降も刺激の強い飲食物の摂取を避け、特に、香辛料の多い食べ物、熱水・冷水・炭酸飲料・アルコール、スナック菓子・アイスクリーム、タバコなどは避け、腸に優しいものを摂取するよう患者に対して指導を行ってください。 それゆえ、偶発症・合併症の発症リスクを減らすために、安静保持 運動・仕事・日常動作 や飲食制限の指導をしっかり行い、腹痛や下血などの症状が現れた際には来院する旨を伝えてください。 アルコールの摂取は禁止• タバコも出来るだけ控える 便• 排便時はいきまないようにする• 便の観察を行う 血便、黒い便がでたら病院に連絡する 食事• 消化のよいものを食べる お粥、うどん、豆腐など• 油分、香辛料を含んだ食べ物を避ける• 熱いもの、冷たいものを避け、炭酸飲料を控える• 油分、香辛料を含んだ食べ物を避ける 入浴• 湯船には浸からずシャワーで済ます• 入浴可能 ただし、ぬるま湯にし長湯は避ける 仕事• デスクワークなどの仕事は問題なし• 体調に合わせて開始する 重い物を持つなど腹圧のかかることは避ける 運動• 自転車、バイクの運転を避ける• お腹に力の入るスポーツは禁止• お腹に力の入るスポーツは禁止 まとめ ポリペクトミーは安全な手技であるものの、偶発症・合併症は完全に防ぐことができません。 また、術後の管理を怠ると発症リスクを高めてしまいますので、入院時の観察や指導、術後における療養指導をしっかり行ってください。 jdepo.

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