コロナ インタビュー。 コロナ後の世界

新型コロナウイルスはモビリティ業界の全体最適を加速する…ローランド・ベルガー パートナー 高橋啓介氏[インタビュー]

コロナ インタビュー

TBS系情報番組の「あさチャン!」「ひるおび!」などのTBSの番組で2月17日、報じられた。 その番組内容によると、感染者を取材したのは「あさチャン!」の男性ディレクター。 このディレクターが2月15日に偶然乗り合わせたタクシーの運転手が、新型コロナウイルスの感染拡大の契機になったと見られている屋形船の新年会参加者だったという。 車外に移動し、カメラを回して取材を始めたところ、運転手は前日に新型コロナウイルスの検査を受けたと証言。 運転手は無症状で、検査結果が陽性だった場合は連絡があると聞いていたが、連絡がなかったために仕事をしていたという。 ところが、取材中に運転手の携帯電話に保健所から連絡が入り、検査結果が陽性だったと判明。 運転手はディレクターから距離を取るように離れながら驚いた様子で「仕事をしています。 テレビのインタビューを受けています」などと電話で状況を説明していた。 感染拡大が続く新型コロナウイルスをめぐり、メディア関係者が取材中に感染者と接触していたことがわかった。 TBSの広報担当者によると、男性ディレクターはTBSの関係会社の社員だったという。 取材後、男性は相談窓口に連絡し、感染者と接触したことを伝えたが、「無症状なので検査できない」として検査は受けていないという。 2月17日時点で、男性ディレクターの体調に変化はないが、男性は当面の間、自宅待機としているという。 「ゴゴスマ」では一連の経緯を伝えた後に「新型コロナウイルスに感染しても症状がなく、日常生活を送っている人が浮き彫りになった」と結んだが、それだけでなく、感染の可能性があっても検査を受けられない人が多数いる現実も明らかになった。

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コロナ禍で変わるインフルエンサー活動と企業ニーズ[インタビュー]

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安倍晋三首相は7日の産経新聞のインタビューで、新型コロナウイルスを克服するために、既成薬の活用やワクチン開発など、あらゆる方策を総動員して迅速に取り組む考えを示した。 また、それに向けて「日本中、世界中の企業、研究者の英知を結集し、一刻も早く治療薬が患者に届くよう努めたい」と強調した。 「わが国で開発された(新型インフルエンザ治療薬の)アビガンについては、今月中の薬事承認を目指している」 首相はインタビューで、改めてこう述べた。 この件に関しては、6日のインターネット中継動画サイト「ニコニコ動画」で、ノーベル医学・生理学賞受賞者である京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長と対談した際にも言及している。 山中氏が次のように驚きを隠さなかったスピード承認となる。 「普通日本の薬の承認だと、アビガンが今月中に承認なんて絶対あり得ない」 首相はまた、エボラ出血熱の治療に使用される抗ウイルス薬で米国製の「レムデシビル」も7日に薬事承認することにも触れた。 新型コロナのワクチンについては「東大や阪大、国立感染病研究所で開発が進められている」と述べ、こんな見通しを示した。 「ワクチンは通常1年近くかかるといわれている。 その中で早いもので今秋ぐらいから人への治験が始まる可能性がある」 アビガンは現在、国内に70万人分の備蓄があるが、首相は「200万人分にまで増やす」と表明した。 さらに、インフルエンザ検査などで用いられ、PCR検査とは異なり短時間で結果が出る「抗原検査」に関しては「まもなく実用化の段階だが、15分で(陽性か陰性かが)出る。 感染の全体像の把握のために有意義だと考える」と語った。 PCR検査との併用を進める。

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(インタビュー)「戦争」でなく「失敗」 新型コロナ 歴史家・人口学者、エマニュエル・トッドさん:朝日新聞デジタル

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新型コロナウイルスによるパンデミックは、社会のあらゆる側面にダメージを与えている。 医療、社会システム、市場や企業の働き方とビジネスモデル、ソーシャルディスタンスなど文化的側面に加え、短期的、長期的な変化と対応に迫られている。 ポストコロナを見据えた今後は、どの業界、誰でも気になるところである。 このうちモビリティ産業について、大局的な俯瞰から企業活動への影響、モビリティ事業への影響、特にサプライチェーンでのリスクマネジメントの新しい考え方を議論するオンラインセミナーが5月26日に開催される。 セミナーの開催に先立ち登壇者の2名に話を聞いた。 最初は、「長期的なポストコロナのビジネス機会、技術変化?商品変化?」と題するセッションを担当するローランド・ベルガー パートナーの高橋啓介氏。 自動車産業や交通事業者を含む移動ビジネスでの市場変化について講演予定だ。 モビリティ業界における新型コロナウイルスの影響についてどう分析されていますか? 高橋氏(以下同):旅客事業で考えるとわかりやすいですが、今回もっとも経済的打撃を受けている業界のひとつが、交通事業者やモビリティにかかわる業界だと思います。 世界中の航空会社がキャッシュアウトを現実の経営問題として向き合っている状態です。 リーマンショックのときは、ある意味金融不況でしたが、今回のパンデミックは、移動の需要も供給が(規制によって)止まっています。 分析は非常に難しいのですが、中長期では「New Normal」の時代が来るといわれているように、大きな変革期として捉えています。 これまで、人類の歴史は移動の発展の歴史に置き換えることができます。 どれだけ短時間に遠くに行けるかが、社会経済の発展の尺度でもありました。 しかし、今後は移動量の増加が止まる可能性があります。 新興国などで人口が増えているところもありますが、経済成長の指標となる一人当たりの人の移動需要の伸びが減る時代になるかもしれません。 自動車産業でいえば、その発生以来、市場が減衰したことはありませんでしたが、元々のモビリティ革命に加え、移動総量の変化が業界の脅威として立ちはだかります。 モビリティ革命と新型コロナウイルスに直接の関係はありませんが、パンデミックがモビリティ革命を加速させていると言っていいでしょう。 パンデミックが業界に打撃を与える一方、追い風になるという考え方もあります。 エピデミックの脅威が落ち着きを取り戻しつつある中国では、自動車産業が回復してきています。 反動の需要もあるでしょうが、マイカーは「密」を避けるパーソナルスペースとして評価されているのです。 国内でも「都内に住んでクルマは不要だったけど購入を検討している」という人がいます。 リモートワークは、教育、医療の現場だけでなく、製造業、工場のメンテナンスなど、これまで現場での作業が必須でリモートは考えられないと思われていた領域にも広がっていくでしょう。 「通勤・移動しなくても済む」といったことが起きています。 そう考えると、都内でも駅から10分くらい歩く距離や郊外の土地の価値が見直されても不思議ではありません。 ドイツのような郊外型のまちづくりが見直されると、地方・郊外の時代がくるかもしれません。 パンデミックの影響だけではないですが、移動総量が減っていくと、クルマを開発・製造するためのアセット、販売や流通のためのアセットへの投資が減っていく可能性の考慮は必要だと思います。 新車を数年ごとに発表してチャネルで販売していくというモデルは徐々に変わって行かざるを得ないと思います。 たとえばテスラは、今回のパンデミックでも打撃を受けていない部分があります。 そもそもオンラインでの販売が多く、むしろバックオーダーを抱えている状態なので、市場の需要の落ち込みの影響よりも工場で生産できるかどうかの方が問題です。 流通や販売、PRにかかるコストも限定的です。 そして、テスラは、生み出した新車をアップデートしつづける戦略をとっています。 流通面でのデジタル・オンラインの活用や、生み出した車両で長く儲けるといったモデルにより変わっていくかなと思います。 ただでさえ、メーカー過多が指摘されている業界です。 新型コロナウイルスによって大手の従来型プレーヤーが打撃を受けているところに、相対的にアセットライトであったテスラのようなメーカーや、MaaS、CASEといった分野の新しいプレーヤーが参入してくると、業界の再編がさらに進むのではないでしょうか。 自動車業界から視点を広げて交通事業や旅客運輸といったモビリティ産業で見た場合、ポストコロナはどう変わると見ていますか。 移動総量の減少は脅威です。 すでに、コロナ禍を踏まえ、元々厳しかった地方の定期バス路線は維持がよりしんどくなり、オンデマンドにできないかという話が話題にのぼっています。 ただ、移動ピークの平準化、全体最適がしやすくなるという良い面もあります。 リモートワークや分散通勤が進むと、朝夕の通勤のための過密ダイヤを分散できるかもしれません。 元々言われていたMaaSの動きが加速するでしょう。 今後、人々は移動することに対する意味・価値をより考えるようになると思っています。 リモートワーク、通販だけでなく買い物代行などのサービスが進展すると、移動しなくていい、移動するより持ってきてもらった方が安いといった世界がやってきます。 (移動自体が割高ともとらかれない状況もやってくるかもしれません) そうなると、ある意味、Beyond MaaS の世界かもしれませんが、目的地と連携しながら意味を持たせて移動してもらう、移動そのものに価値をもたらせるということがより重要になってくるでしょう。 短期的には、業務や出張に支えられていた鉄度・航空業界は回復が難しいかもしれません。 航空会社どうしの合併や、移動手段が異なる交通事業者によるサービス連携など、ここでも業界再編の圧力が高まってくると思います。 はこちら。 《中尾真二》.

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