ピロリ 菌 除去 後。 【医師監修】ピロリ菌の除去につかわれる薬の服用期間や成功率・副作用

ピロリ菌除菌成功後のフォローアップ|ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)|天神橋みやたけクリニック

ピロリ 菌 除去 後

では、除菌判定について詳しく説明します。 除菌治療後には必ず除菌判定を行います。 当院では、原則として除菌後の患者さんを放置することはしません。 当院では、他の医療機関でピロリ菌の除菌療法を受けた方の除菌判定も行っています。 ピロリ菌の治療において、除菌判定は最も注意しなければならない点のひとつです。 除菌後、胃の中に本当にピロリ菌が存在していないのか、それともピロリ菌がまだ存在しているのかを除菌判定によって知ることはとても重要です。 ピロリ菌がいなければ、その人の胃はどんどんきれいになっていきますが、ピロリ菌がいればまたいろいろな病気が出現する可能性が残ります。 除菌の成否は、その後の方針を決めるためにも必要な情報です。 それにもかかわらず、ピロリ菌治療の除菌判定が行われていない場合がいまだに少なくないことが問題となっています。 治療前の感染診断と違って、除菌判定で大事なことは、「ピロリ菌が感染していないことを確実に診断すること」です。 日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは除菌療法後の除菌判定として、尿素呼気試験(UBT)、単クローン体を用いた便中ピロリ菌抗原測定法のいずれかが推奨されています。 両者の併用により判定精度が増します。 ガイドラインでは、すべての治療が終了した後、 4週間以上経過してから、ピロリ菌除菌に成功したのかどうか、除菌判定を行う必要があります。 当院では、各報告を検討した結果、除菌判定は除菌療法終了後4週間以降、なるべく遅い時期に行うのがよいと考えています。 除菌療法終了後から除菌判定までの間隔が長いほど判定精度が高くなるからです。 当院では除菌判定を除菌療法終了後 8週間以降に行っています。 当院では、除菌診断として尿素呼気試験(UBT)を用いています。 患者さんの病状に応じて便中ピロリ菌抗原測定法を用いることもあります。 尿素呼気試験(UBT)は、簡便で安全であり、各国ガイドラインでも最も信頼性の高い診断法と位置づけられています。 除菌療法後は菌数が激減し、また他の雑菌が増殖しているため、少数のピロリ菌を検出できる高い精度をもった検査法が要求されます。 尿素呼気試験(UBT)は、胃粘膜全体を調べる診断法であり、診断精度が高いことが特徴です。 しかも患者さんへの身体的負担がなく、検査自体が単純です。 ただし、尿素呼気試験(UBT)による除菌判定においては、特にプロトンポンプ阻害剤(PPI)を服用している方に対する注意が必要となります。 プロトンポンプ阻害剤(PPI)はピロリ菌の胃内分布に影響を及ぼしています。 すなわち、プロトンポンプ阻害剤(PPI)服用により、ピロリ菌感染密度は低下し、この低下は胃体部に比べて幽門部でより強くなります。 これに対して便中抗原法はプロトンポンプ阻害剤(PPI)服用の影響を受けないとされています。 すなわち、プロトンポンプ阻害剤(PPI)を休薬することが困難な方の除菌判定は、尿素呼気試験(UBT)よりも便中抗原法が有用です。 また、小児や胃切除後の方にも便中抗原法が用いられます。 また残胃例では尿素呼気試験(UBT)の偽陰性率が高いことが問題となりますが、便中抗原法は他の方法に比べて正診率が高いとする報告もあり、残胃の判定にも便中抗原法が推奨されています。 プロトンポンプ阻害剤(PPI)は、逆流性食道炎の治療や、抗血小板療法・抗凝固療法を受けている虚血性心疾患や脳梗塞の患者さんの消化管出血予防としてよく使われていますが、プロトンポンプ阻害剤(PPI)を服用していることを自覚していない患者さんも多いのです。 プロトンポンプ阻害剤(PPI)や抗菌薬などピロリ菌に対する静菌作用や抗菌活性のある薬剤の使用がある場合は、偽陰性を防ぐためにも、少なくとも2週間、できれば 4週間中止することが望ましいとされています。 当院では、必ず除菌療法前に現在の内服薬を確認しています。

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ピロリ菌を除菌しましたが、その後胃カメラ検査を受ける必要がありますか?

ピロリ 菌 除去 後

ピロリ菌除菌直後の胃の具合 私は1次除菌を失敗し2次除菌で取り除きました。 ただ、 除菌成功した2次除菌後より失敗した1次除菌直後の方が胃の調子は良かったです。 1次除菌直後は見違えるように胃の調子がよくなり、食欲も増してたくさん食べられるように。 ただ、また、除菌後1ヶ月くらいしたら、いつもの胃のキリキリ感や胃もたれが戻ってきたので、実際に調子良く感じたのは、除菌薬を飲み終わった後の1週間程度です。 結局、除菌判定の結果は失敗に終わりました。 成功した2次除菌後は、胃の調子はあまり変わっていないように感じました。 1次除菌後のように劇的に食欲が増したわけでもなく、胃の不快感もいつも通りといった感じです。 ただ、除菌は成功できたので、除菌したから胃の調子が劇的に改善するわけではないと思います。 ただ、1次除菌後は薬の副作用の影響か、ひどい便秘になってしまいましたが、2次除菌は薬そのものが便秘に効く性質があったのか、薬を飲み始めたとたんに驚くほどドッサリ出てくれて、一変に便秘が解消しました。 便秘が治ったという意味においても、2次除菌までして良かったと思っています。 リンク: 胃の調子の変化 現在、2次除菌終了してから約1年半が経過しました。 結論を言ってしまうと、除菌したからと言って 胃の調子が劇的に変わったようには思えません。 やはり、30年以上ピロリ菌に胃を荒らされ続けてしまったため、すぐに治るはずはありません。 ただ、 少しの改善は実感できます。 食後に胃痛や胃もたれに悩まされることが減ったように思えることと、就寝時の胸焼けが改善されました。 以前は、就寝中の胃酸の逆流が酷く枕を高くしないと寝られないほどだったのが、今では普通の状態でも翌朝に胸の辺りがキリキリすることもなくなりました。 恐らく、ピロリ菌を除菌したことで消化が良くなり、寝る前には胃の中がほぼ空っぽになり、胃酸過多にならなくなったためと思われます。 わずかながらの変化を感じられるようになった一方、冬になると胃痛が起きます。 冷えによるストレスが原因でしょう。 1年前の冬は、胃に激痛が走り医者に行ったほどです。 ただ、春になるといつの間にか症状が消えていました。 その後の胃カメラ検査でも異常なしでした。 胃カメラ検査の結果 ピロリ菌2次除菌終了(2017年6月)してから、2回ほど胃カメラ検査をしています。 1回目は除菌が終わって3ヶ月後の9月、2回目はその翌年9月です。 1回目は、除菌前に受けた胃カメラ検査の結果と大きな違いは見られませんでした。 私は胃の下部粘膜に鳥肌状の傷があるのですが、「少しだけ改善されている」と言われました。 ただ、胃の方々に赤い斑点が多く見られ、これもピロリ菌による炎症の一種とのことでした。 2回目に受けた時は、かなり改善されていたようです。 医師の話では、「ピロリ菌除菌後から順調に治癒してきている」そうです。 1回目のときにたくさん見られた赤い斑点もかなり減りました。 また、鳥肌もまだ残ってはいるものの、最初のときと比べてかなり改善してきているとのことでした。 自覚症状としてはそこまで大きな変化は感じられなかったのですが、胃カメラでは順調に改善されていることが明らかになったので安心しました。 自覚症状と炎症の酷さは一致しないということを痛感させられました。 自覚症状を信頼せず、 ピロリ菌除菌後は定期的な胃カメラ検査が欠かせません。 まとめ 私がピロリ菌除菌してから、胃の調子がどう変わっていったかをお伝えしました。 残念ながら、長年ピロリ菌に荒らされ続けた胃は、 除菌したからといって簡単には治りません。 人によっては、胃の調子が劇的に良くなったように感じる人もいるようですが、傷までもが完全に消失したわけではないので、定期的な胃カメラ検査は必須です。 自覚症状は個人差があるので、感じやすい人と感じにくい人がいるのでしょう。 ただ一つ言えることは、 ピロリ菌除菌して損はありません。 このままピロリ菌を飼い続ければ、傷口がさらに広まり胃がんのリスクを高めます。 事実、 胃がんの99%はピロリ菌保持者だったという報告もあるほどです。 また、 ピロリ菌除菌しても胃がんリスクはゼロになりません。 除菌後は1年に1回、胃カメラ検査を受けましょう。

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除菌したピロリ菌は再発するのか?

ピロリ 菌 除去 後

ピロリ菌と聞いて、何を思い浮かべますか? 私は初めに「悪玉菌」「胃癌」「胃炎」を思い浮かべました。 ほぼ、全ての人が私と同じ意見のはずです。 ですので、ピロリ菌に効果があるヨーグルト LG21 が売れていたり、病院で除菌してもらっている人が増えているのではないでしょうか。 しかし、ピロリ菌に対して違う意見を持っている人もいます。 ニューヨーク大学のブレイザー教授 ピロリ菌一筋25年の研究者 によると「ピロリ菌は悪玉菌ではなく、日和見菌の一種」と言っています。 日和見菌は宿主の状態により、悪玉菌にもなり、善玉菌にもなりうる存在です。 じゃあ、ピロリ菌は宿主がどのような状態の時に悪玉菌になるのかと言うと 「ストレスをたくさん貯めこんで、免疫が落ちている時」です。 このような状態の時に、ピロリ菌は胃を荒らし、最終的に胃炎、胃癌を引き起こします。 ストレスを抱えていない時にはピロリ菌は善玉菌になります もちろん、ピロリ菌が善玉菌になった時、人体には有益に働きます。 第一の効果は食べ過ぎを防ぐ効果があることです。 例えば 食べても食べても物足りない人がいますが、あれはグレリンという胃のホルモンが出続けるからです グレリンは胃の中の食べ物が空っぽであることを脳に知らせるホルモン。 このグレリンの分泌をコントロールしているのがピロリ菌です。 グレシンの濃度が低くなると食欲は無くなり、グレシンの濃度が高くなると食欲が旺盛になります。 ピロリ菌はグレシンの濃度が低くなる方 食欲が無くなる に働きかけます。 ですので、逆に言うとピロリ菌を除菌してしまった人は太りやすいのです。 これはニューヨーク大学のブレイザー教授が言っていることですので、間違いないです。 第二の効果はピロリ菌が食道系の病気を減らす効果があることです。 日経サイエンスが報じている事ですが、ピロリ菌を除菌した結果、胃癌が減っている代わりに、食道癌などの食道系の疾患が増えていると言う。 逆に言うとピロリ菌を除菌しなければ食道癌などの食道系の疾患を防げるということです。 ピロリ菌感染率が下がるにつれ,消化性潰瘍や胃ガンの発病率も低下した。 ところが,同時に酸逆流疾患や非常に死亡率の高いタイプの食道ガンなどの食道疾患が劇的に増加し,こうした病気の増加にもピロリ菌の消失が関係しているという証拠が数多く報告されている。 もしピロリ菌が食道疾患を防いでくれているとすれば,これには重要な意味がある。 たとえば胃からピロリ菌を除去する抗生物質療法については,その利点と起こりうる有害な影響を天秤にかけて,ほんとうに有益かどうかを再検討する必要があるだろう。 日経サイエンスより転載 胃癌がいいか食道癌がいいか、どちらも嫌ですよね。 ですので結論としてはストレスを減らして、ピロリ菌を善玉菌として働かせることです。 そうすれば、胃癌にも食道癌にもなりません。 ピロリ菌イコール胃癌という医学界からの一方的な情報に踊らされないでくださいね。 アーカイブ•

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